デジタルTV放送に関する研究開発
デジタルTV放送に関する研究プロジェクト
2011年7月24日から地上アナログTV放送が終了し,地上デジタルTV放送のみのサービスとなります。デジタルTV放送には,アナログTV放送にはないデータ放送サービスが付加されています。2011年7月に向けて,このデータ放送サービスを利用したビジネスやデータ放送サービスに関わる新技術や標準化について研究開発を進める必要があります。このため,九州大学のシステム情報科学研究院とシステムLSI研究センターでは,文部科学省・知的クラスター創成事業第II期の1プロジェクト「放送通信融合時代の次世代共通社会情報基盤構築」のなかでデータ放送に関する研究開発を2007年度より実施しております。2008年2月に,このプロジェクト予算で,地上デジタルTV放送機器およびデータ放送コンテンツ制作設備を導入しました。また,2008年10月に放送アンテナ設置および試験電波発射を行い,同11月に実験試験局の放送免許を取得しました。さらに,2009年2月には微弱電波ワンセグ放送ステーションを開発しました。
図1 地上ディジタルTV放送機器
図2 データ放送コンテンツ例 (デモムービ)
研究開発
BML用コンテンツ管理システムの開発(孟凡凡)
システムの画面イメージ
動画像ファイリングシステムの開発(中村直人)
システムの画面イメージ
デモムービ